共働き夫婦vs少年サッカー

共働き夫婦による、小学生(5年生)のサッカー生活との格闘の日々を綴ったブログです。

誤審と護身

こんにちは、ジョーンです。

第46回 先日(2019.5.17)のJリーグ浦和レッズ湘南ベルマーレの試合で、奇跡的な誤審がありました。サッカー関連のニュースでは大きく取り上げられています。

 

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令和の大誤審

誤審とは、審判が判定を間違うことです。

今回の誤審は、ボールがゴールラインを越えているのに、ゴールの判定がなされずに試合が続けられてしまったというものです。

映像を見ると完全にゴールラインを越えているのがはっきりとわかります。

しかし、ゴール内にあったペットボトル(選手が水分補給で飲むために置かれている)にボールが当たり、跳ね返ったボールをキーパーがキャッチし、キーパーがゴールされたためキックオフが始まる場所であるセンターサークルの方向にボールを投げたところ、主審がゴールの判定をせずに試合を続けさせました。

浦和の選手にボールが渡りますが、プレーを続けろと言われているので選手はあわてて続けます。最終的にキーパーと1対1になりますが、キーパーが防いだところで浦和の選手が足を痛め、試合はストップしました。

この判定に湘南の選手や監督、スタッフは大激怒し抗議しましたが判定は覆らず、2-0と浦和のリードで前半を終えました。

試合はというと、後半に3点を取った湘南が見事に逆転勝ちを収めました!湘南のゴールはどれも素晴らしいものでしたね。

湘南のサポーターのなかには感動で泣いている方が写されていましたね。前半の誤審に対するうっぷんが晴らされたのですから、湘南サポーターなら誰しも感動したと思います。

 

スポーツニュースではどの局でもこの判定は流されましたし、ニュースサイトなどでは、令和の大誤審だなんて言われています。(最近の令和押しには少しうんざりです。ひねりも何もなくてつまらないです。)

当該チーム以外の選手からも審判に対する批判の声が上がっているようです。さらにその声を批判する方もいます。

 

サッカーでの誤審

サッカーでは誤審がつきものだと言われています。

人間がその目で見たものを裁くわけですし、見る角度によって違う見方もできます。

また試合はボールがラインを出たりファールなどがない限り流れ続けますので、審判も広いコート(縦約100m、横約70m)を動きながらボールや選手同士のやり取りを確認しなければなりませんから、常に判断ミスが起こりやすい状況だからだと思います。

近年では、サッカーの試合が高速化(ボールや選手が動くスピードがはやくなっている)しているため、審判の判断をサポートするVARが導入され始めました。ロシアワールドカップではVARでの判定によるPKが多かったことは記憶に新しいです。

VARはJリーグでも導入が検討されているとか。また今回の誤審の件では、ゴールラインテクノロジーという、ボールがゴールラインを越えているかどうかを判定する機能の導入についても議論されているみたいです。

しかしVARもゴールラインテクノロジーも、導入には1会場で億単位の費用がかかるようで、すぐにでも導入できるわけではないそうです。

 

まあ、私はVARはそんなに好きではないですから、別に導入しなくてもいいと思っているのですが。

ワールドカップを見ても分かるように、PKかどうかの判定に利用されることが多く、VARで確認した結果、結局PKでしたという判定が多かったです。

私は基本的にJリーグしか見ないのですが、Jリーグで導入したら、得点がPKばかりになってしまいそうでどうも味気ないというか、ダイナミックな感じが薄れてしまうような気がします。

また、海外のリーグがどうか知りませんが、Jリーグってペナルティエリア内の怪しい接触プレーが多い気がするので、その度にVARで確認作業していたら、試合がぶつ切りになってしまって面白くなくなってしまうのではないかと思うんです。

試合がずっと流れていて目が離せないという部分もサッカーの魅力のひとつだと私は思うので、VAR待ちは必要ないと思っています。

 

主審や副審だけでは見きれないというのなら、審判の人数を増やしたらダメなんですかね?

主審1人と副審2人、サブ主審2人(この人はピッチの半分ずつを担当)、ゴール線審2人(この人はゴールラインを越えたかどうかを見る)の計7人です。主審は全体を統括して他の審判と情報を共有して判定を下します。

それか、ゴール線審2人はなしにして、中継のカメラを確認する審判を1人付けて、怪しい場面の時はすぐさまその映像を繰り返し見て判断し主審に伝えるとか。

主審の仕事には、試合を円滑に進めることも含まれているはずです。

判定の精度の向上や誤審をなくすことについては、見る人を増やすことで対応するとして、審判たちは試合の流れをスムーズにすることに注力してもいいのではないかと思います。

誤審されたら、特に当事者は腹が立ちますし、勝った負けたで評価が変わる世界ですから選手にとっては死活問題です。

ですが見ている人あってのプロスポーツだとも思います。PKばかりの試合はあまり面白くないです。

また、誤審で自分が不利になることあれば、有利に働くことだってあるはずです。

プロの選手たちには、誤審した審判を批判して護身するのではなく、誤審とかそういうレベルの問題に左右されないほどのすばらしいプレーを見せてほしいですし、誤審で得点が取り消されても、その2倍の点を取ってしまうような選手が見てみたいです。

そういう意味では、湘南の選手たちには私もすごく感動しました!

また、私はVAR好きではないので、その大金を設備の導入に使うぐらいなら、小中学生などの育成年代のために使ってほしいです。

 

 

妻)タイトルがまた前回とちょっと被ってない?今度は同音異義語シリーズ?護身はちょっと無理やりな感じがするけど・・・

 

 

う、・・・久しぶりに痛烈なダメ出しですね・・・

「ごしん」と打って1番頭に出たのがそれだったものでつい・・・

シリーズ化はしないと思います。中身は関連してないですから。

 

ではまた明日!