共働き夫婦vs少年サッカー

共働き夫婦による、小学生(5年生)のサッカー生活との格闘の日々を綴ったブログです。

【サッカーポジション】子どもたちに大人気!?日本人なら中盤でしょ!

こんにちは、ジョーンです。

第42回 今回もポジションについてです。3-3-1のシステムの内、真ん中の「3」の部分です。ここは、少年サッカーでは攻守両方において重要なポジションであり、このポジションの相手との力関係により、試合の優劣を左右するポジションではないかと思います。

チームでも中心的な子が務めることが多く、子どもたちにも人気があるポジションですね。それゆえ競争率も高いのではないかと思います。

プロサッカーにおいては、日本は中盤の宝庫だなんて言われていたこともありますね。ヨーロッパに渡って活躍してきた選手は、中田英寿さんや中村俊輔選手を始め、中盤の選手が多いですし、現代表の新ビッグ3と言われる堂安、中島、南野の3選手はみな中盤の攻撃的なポジションが主戦場です。

日本人はフィジカル(身体能力)面よりも、アジリティ(敏捷性)やクイックネス(素早さ)に優れていると言われています。中盤の攻撃的な選手には、ボールを持ってドリブルで仕掛けていったり、技術を駆使してボールキープして正確なパスを出したりというプレーが求められますが、そこが日本人の身体的な特徴とマッチしているのだという話は、よく聞かれるところです。

今回はその中盤のポジションについて書いていきます。

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あんまりいい画像が見つからなかったのですが、中盤=真ん中のイメージなのでダーツです。

 

真ん中の真ん中

中盤の真ん中と言えば、攻撃面において中心となるポジションです。トップ下なんて呼ぶチームもあるでしょうか。ここに、ドリブルもキープもパスもシュートもできる選手を配置することによって、攻撃が活発になります。

少年サッカーの花形のポジションと言えるでしょう。

当然、エース級が配置されますから、マークも厳しくなりますし、中央にいることが多いので360°から相手が寄せてくることになります。

そういった厳しい守備に遭っても、ボールキープして決定的なパスが出せたり、自分でドリブルで持ち込んでシュートまで行けたりと、自分のプレーができる選手は本当に上手い選手ですし、そういう選手が真ん中にいるチームは強いですよね。

逆にこのポジションの子が簡単にボールを奪われてしまったり、パスミスばかりしていると、そのチームの攻撃力はガタっと落ちてしまいます。

チームの中心的な存在になりたいとか、俺がこのチームを引っ張っていくんだとか、強い気持ちがある子にはオススメしたいポジションですし、こういう子に是非担ってもらいたいです。

 

サイドハーフ

現在、私の長男のジョン也が主に就いているのがこのサイドハーフというポジションです。

位置としては、両サイドバックの前方のサイドに位置します。攻撃では、ドリブルやトップ下とのワンツーなどによりサイドを縦に突破してセンタリングを上げたり、中央にドリブルで侵入してフォワードにスルーパスをしたりそのままシュートしたりというプレーが多く見られます。

攻撃時においては、ドリブル突破の仕掛けやスピードに乗ったドリブルなど、非常に華のある、派手なポジションという印象です。しかし、守備については縦の長い距離を行ったり来たりしなければなりませんので、まあ大変ですよね。

ゴールライン沿いまでドリブルでボールを運んで中央にセンタリングのパスをするまでは華やかに見えていいのですが、そのパスがカットされてしまったり、その前のドリブルで奪われてしまうと、相手のカウンター攻撃が始まりますので、そこから自陣まで全力で戻らなければなりません。サッカーコートは縦長ですから、走る距離がすごいことになってしまいます。

サイドハーフは、派手なプレーが好きな目立ちたがり屋で、スピードに自信がある子や、ドリブルが好きな子、縦方向を何度も上がったり下がったりできるスタミナのある子にオススメのポジションです。

 

 ちなみにジョン也はと言いますと、サイドハーフでの攻撃に関しては私としては及第点を与えています。ジョン也はドリブルで相手を抜いてシュートまでもっていくという一連のプレーを好んでいますが、ドリブルでの仕掛けは見ていて面白いですし、シュート力も比較的持っています。攻撃力を生かすという意味では、ジョン也にマッチしたポジションだとは思います。

注文があるとすれば、もっとボールに絡む回数を増やしてほしいことや、守備で相手と対峙した時、脚を伸ばすだけの軽いディフェンスではなく、奪いきるという強い気持ちをもって粘り強く対応してほしいことです。

ディフェンスの部分は技術というよりも、心構えであったり、気持ちの部分が変わればぐっと良くなると思うのですが、なかなか上達はしないんですよね~。

守備になると、とたんに気持ちが引いてしまうというか、人任せになって無責任になってしまいます。困ったものです。

そのことは何度もジョン也に言いましたが、守備に対する意識を高く持つことができていないのでもう言いません。足りないところを自分で考えてもらいたいです。

 

 

これまで3回、各ポジションについて書いてきましたが、次で最後にします。

 

ではまた明日!