フットサルに連れていってみた
こんにちは、ジョーンです。
第33回 1年ぐらい前でしょうか、先日記事にした私のお遊びのフットサルに、ジョン也を連れていった時のお話です。
お遊びフットサル
どんな感じでやっているかといいますと、集まるのはだいたい10人ちょっとで、いつもギリギリです。
2時間コートをレンタルして、みっちり試合を続けます。
これがかなりキツいです。1時間もやると私なんかは足がつりだしてきて、走れなくなりますね。
お遊びとはいえ、勝ちたいとか、点を決めたいとかって欲があるので、つい走りすぎちゃうんですよね(笑)
メンバーは職場の若手なんですが、ほとんどはサッカー経験はありません。学生の頃に運動部にはいたみたいなので、みんなスポーツが好きなメンバーです。
新卒の子でバリバリ部活やってたのなんかは、現役感丸出しでガツガツ身体をぶつけてきます!
そんな時は必殺の先輩風を吹かせて、やさーしく「あぶねーだろ!!」と言ってやればおとなしくなります(笑)
ジョン也を連れていったら・・・
次の日、学校が休みだったこともあり、そのフットサルにジョン也を連れていったことがあります。
4年生の時だったでしょうか、おじさんたちのなかにポツンとちっちゃいのが紛れ込みます。
最初の1試合は、ジョン也に私のスーパープレイを見せるため、「まあ見てなさい」と言って、ジョン也をベンチに座らせます。
試合が始まりました。
最初なので、ウォーミングアップがてら軽くパス交換を繰り返しながら試合を進めます。
身体が暖まってきた頃、前目のポジションにいた私にパスが入ります。
前方を確認すると3メートル先に新卒の若いヤツが待ち構えているではありませんか。
これはジョン也にいいところを見せるチャンスです!
すかさず一対一を仕掛けにいきます!
ここで必殺の、‘’シザースからのダブルタッチ‘’を繰り出しました!
まず右足でボールをまたぎ、さらに左足でもまたごうとしたときです。
一瞬目の前が暗くなります。
そして、「ズンッ」とお腹のあたりに鈍い痛みが・・・
あろうことにも、ヤツが私とボールとの間に体を入れ、軽く私をケツで吹っ飛ばしながら軽々とボールを奪い去っていったではありませんか。
私のお腹にはヤツの腰骨あたりが刺さっていたようです・・・
軽く悶絶しながら、ジョン也をちらっと見てみると・・・
「・・・・・・・・・・・」
ジョン也、苦笑いしています。
若いヤツに対しては、すぐさま必殺の先輩風を吹かしまくり、ジョン也には、年齢に伴う老いのせいであり、私も20台前半ならあのくらいなんともなく、逆に吹っ飛ばしてやったとかなんとか・・・と高説をたれたのは言うまでもありません。
スミマセン私の話が長くなりました・・・
そんな私に代わり、ジョン也を投入します。
ジョン也は現役も現役ですし、その日はサッカーのトレーニングもありませんでしたから、体力は有り余っているわけです。
得意のドリブルでスルスルと大人たちの間をすり抜けていきます。
まあ、大人たちも、さすがに子ども相手にガチで体をぶつけたりできませんので、ディフェンスも軽いものでしたけどね。
また、大人たちもなるべくジョン也にボールを預けては自由にさせてくれましたので、ガンガン得点も奪っていってました。
帰りの車内で、ジョン也に聞きます。「楽しかった?」
ジョン也)うん。なんか今日、すっげー調子よかった!周りの大人が遅く見えたもん。俺、早くなったのかな?
・・・いや、かなり手加減されてただけですから。という心の声は押し殺し、「う、うん、そうだな。今日すげースピードだったよ。今度のチームでの試合もあの調子でいこうぜ・・・」
としか言えませんでした。ともかく、楽しそうにやっていたのでなによりです。
その後は連れていくことができていませんが、次こそは、“シザースからのダブルタッチからの先輩風”を見せつけてやろうと思ってます!
ではまた明日!