【少年サッカー】初めての試合
こんにちは、ジョーンです。
【第22回】 長男の初試合のときの様子です。
準備
長男が初めてサッカーの試合に出場したのは、2年生の時、2学年上のお兄さんたちの中に入れてもらって出たトレーニングマッチでした。
我々もサッカーの試合に携わるのは初めてでしたから、どういう場所でどのように集合し、集合から何時間で試合が始まるのかなど、予測がつかないためすごく不安でしたね。
持ち物の準備をしながら長男に聞きます。
妻「持ち物ほかにないんだよね?」
ジョン也「うん。スパイクと俺だけで大丈夫だってコーチ言ってたよ!」
・・・「なわけないでしょ!ボールは?弁当も持って行くんでしょ?!?」とか言いながらも準備を進めます。
ジョン也は昨日の練習の時に貸してもらったユニフォームに身を包んでいます。大きいサイズのものだったのでぶかぶかで、シャツをズボンにインするとお腹の番号がすっぽり隠れてしまう有り様でした。
すると、ジョン也は準備なんてそっちのけで、なぜかバシバシと自分の脚を叩いています。
妻「忙しいのに何してんのよ!?」
ジョン也「硬って~!」
昨日慌てて買ったすね当ての感触を確かめていたようです。
そんなこんなで自宅を出て、試合会場に向かいます。
試合会場に到着
試合会場は河川敷のグラウンドでした。
そこは4、5面のコートが作れるぐらいの比較的大きな会場で、着いた頃には他のチームの子どもたちや親が、コートから少しは離れた所にタープテントを張っていました。
車から降り、同じチームのメンバーを必死で探し、チームに合流します。
既にコートでは他のチームが試合を行っています。するとコーチの掛け声に始まり、ウォーミングアップがスタートします。
長男のチームの試合が始まりました。
長男はと言うと、すねをバシバシ叩きながらベンチに座っています。
相当気に入ったようです。すね当て。
さて、試合の方を見てみると、私がテレビで見たことのあるサッカーの様子とは少し違って見えました。
「???あれ?3人足りない!?」
と思わず妻と目を合わせました。
それもそのはず、小学生のサッカーは8人制だったんですね。
試合の方ですが、我がチームの小柄なドリブラーが3点決めたところで前半が終了しました。
そして後半です。
出ました。ジョン也。
注目のポジションは、一番前、つまりフォワードでした。そのうしろの中盤に3人、ディフェンスが3人の3-3-1という形だったと思います。
ポジションなどについては↓↓です。
ジョン也出動!
後半戦が始まります。
味方の中盤の子が相手からボールを奪いました。
ジョン也、一目散にゴールめがけて走ります。
その子からジョン也にパスが出ます!
ジョン也、完全にゴールから背を向けてトラップします。
よしっ、トラップ成功!
しかし、「ピーッ」と主審の笛がなります。
ジョン也、笛を無視してクルッと前を向き、ドリブル開始します。
「ピーピーピー!」また笛です。
それも無視してキーパーと一対一!シュート!コロコロ・・・キーパー難なくキャッチします。
ジョン也、めちゃくちゃ悔しそうな顔をしています。
みんな、シーンと静まり返ります。
・・・はい、オフサイドですね。
その後も何回か優しいチームメートからジョン也にパスが入りますが、ことごとく、「ピーッ!」なのでした。
1度だけどうみてもオフサイドなのに審判が見て見ぬふりをしてくれたんですが、今度は芝に脚をとられてよろけていました。当然ボールロストです。
試合の結果としては勝ったのですが、ジョン也はオフサイドという相手と1人で戦い、無惨にも敗れたのでした。
まあ、初めての試合でしたから、今思うとかわいいもんです。
子どもたちの試合見ていると、明らかに低学年の子がフォワードで試合に出るシーンをよくみます。
このオフサイドとの戦いは少年サッカーあるあるなんでしょう。みんな同じ感じになります。
なんなら、相手キーパーの隣でじーっとボール待ってる子なんかもいましたし。
帰り道、ジョン也が言います。
「オフサイドってなに?」
・・・やはり知らなかったか。
その後アントラーズの試合をテレビで見ながら説明しましたが、ジョン也には全く理解されなかったのは言うまでもありません。
ではまた明日!