共働き夫婦vs少年サッカー

共働き夫婦による、小学生(5年生)のサッカー生活との格闘の日々を綴ったブログです。

サッカーの魅力

こんにちは、ジョーンです。(第19回 )

今回は、予告したとおり、サッカーの魅力についてのお話です。

サッカーの魅力をどう感じているかは、人によって様々だと思いますので、私の個人的な意見として見てもらえると助かります。

では、私が子どもの頃、下手なりに本格的に取り組んだ野球と比べながら書いていきます。

 

点が入らない

サッカーは、最も得点が生まれにくいスポーツだと言われています。

両チームで1点しか点が入らない試合なんてザラですし、0-0で引き分けで終了なんてこともしょっちゅうです。

プロの試合を見ると、得点が入ると選手全員が大喜びして抱き合ったりしてますよね。

大の大人があんなに喜びを爆発させるって、普通の生活してたらまずないことです。それほど1点をとるのが大変なことなんでしょうし、全員で取った1点であることを表しているんだと思います。

野球はというと、基本的には点の取り合いですね。5点6点は平気で入りますし、10数点なんてこともあります。逆転に次ぐ逆転が起こりやすいのは野球の醍醐味ですし、面白い所です。しかしその分1点の重みはサッカーに比べると軽いですかね。最終回以外なら逆転の望みがありますし。

サッカーは点が入るまでの行程を楽しむものなのかなと、最近は思っています。

私はまだボールばかり目で追いかけてしまいますが、ディフェンスラインに注目したり、中盤の選手のポジションチェンジに着目できるようになると、最も見るのが楽しくなりそうです。

 

サッカーの魅力の一つは、1点の重みと、得点したときに、それまで焦らされていた気持ちを一気に解放できるというところかなと思います。

 

 

連携

野球は、試合はチームでやりますが、その中身の実態は、個人競技なんじゃないかなと思うんです。

基本的な試合の流れは、ピッチャーが投げてバッターが打つ。野手が打球を処理してアウトをとる。またはヒットが生まれればチャンスになり、次のバッターがヒット打てば得点になる。

という風に、ピッチャーとバッターいう個人同士の一対一を中心に試合が進みます。ヒットを打てばバッターの勝ち、アウトをとればピッチャーの勝ちです。試合はこの繰り返しで進み、必ずとは限りませんが、バッターがピッチャーを上回った回数に連動して得点に差がつき、勝敗が決まります。

野手についても、守るべきスペースは各ポジションで決まっているので、そこに飛んできたボールを処理する個人能力が求められます。

ピッチャーとキャッチャーの関係に限っては、連携とか呼吸はとても重要ですが、その他の部分には、そういった要素は必要ではなく、個人がやるべきことをやればよいのです。

その点では、サッカーは連携プレーのオンパレードです。まずはシュートを打てる状態(得点ができる状態)まで持っていくのに、味方が連動したり、わざとスペースを空けるために走ったりして、パスやドリブルでボールをゴール近くまで運びます。それを繰り返して初めて得点ができるのです。

また、攻撃でも守備でも、ボールのある位置によってポジションは目まぐるしく変えなければなりませんし、守備時の味方や相手のいる場所によっては、自分が奪いに行くのではなく、味方に任せてカバーに入ったりするという判断も必要です。

もちろん個人の能力は重要で、1人でドリブルで相手を何人も抜き、ゴールを決めてしまったり、ディフェンスでも2対1という絶望的な状況でもボールを奪いきってしまう選手もいます。

しかし、そのような選手がいなくても、連携で相手を崩して得点したり、そもそもピンチを作らせないように人数をかけて守りに徹したりできるなど、個人に頼らないでも勝つことができるのがサッカーです。

だからこそジャイアントキリング(弱者が強者に勝つこと。下克上的なもの。)が起こりやすいんでしょうし、面白いんですね。

得点に結び付くまでには色んな要素が関わってきますし、相手も必死で阻止してきますから、得点が入りにくいのは競技の性質上しかたがないことです。

でもそうしてやっと決まったゴールだからこそ、選手はあれだけ喜び、見ている人を魅了するんだと思うんです。

私も始めは、点が入らなさすぎてモヤモヤすることが多かったですが、得点に至るまでの過程を重視できるようになってからは、試合から目が離せなくなりましたし、それを楽しめるようになってきました。

 

極論を言うと、ピッチャーが抑えて、一人のバッターがホームランを一発打てば勝てちゃうのが野球ですが、サッカーはそうはいきません。

守備でも攻撃でも、全員がチームのために働かなければ勝てないです。

勝つためにみんながひとつになれるところが、サッカーの一番の魅力じゃないでしょうか。

 

ぜひサッカーを生で見てほしい!

普段、テレビなどでサッカーを見ない方や、代表の試合をテレビで観るだけの方には、是非一度スタジアムに足を運んでほしいです。

J1からJ3までプロサッカーリーグはありますし、チーム数も多いため比較的近場にスタジアム活動しているチームがあると思います。地域に根差したスポーツクラブを理念として活動しているところもサッカー(Jリーグ)の魅力です。

そして贔屓のチームを見つけてください。選手やサポーターたちが放つ熱気や、得点した時の喜びを感じられれば、きっとサッカーが楽しく感じると思いますし、好きになってくれると思います。

 

妻)最近長いよ。熱く語りすぎでしょ。

でもスタジアムに行くとやっぱり楽しいよね。野球もそうかもしれないけど、プロ野球だとスタジアムが遠くて・・・

 

 

・・・確かに最近長くなりがちですね。

サクッと読めるものを書きたいとは思ってるんですが、書き始めるとなかなかまとまらないんです。

気を付けます。

 

ではまた明日!