共働き夫婦vs少年サッカー

共働き夫婦による、小学生(5年生)のサッカー生活との格闘の日々を綴ったブログです。

【習い事】サッカーと野球の比較

こんにちは、ジョーンです。

第18回

前回の続きです。今回は習い事と考えたときの、サッカーと野球のザックリとした比較をしていきたいと思います。

 

 

さっそく見ていきます。

 

試合に出られる人数

サッカー8人、野球9人です。

どちらも、基本的にスタメンは上手い子から選ばれると思われます。

前半、後半でメンバーを入れ替えて全員出られるようにしたり、スタメンのまま試合終了まで固定したりと、試合にどのくらい出られるかは、チーム事情やコーチの考え方にかなり左右されます。

実力は度外視して、試合への出やすさだけをみれば、サッカーに軍配が上がると思います。練習試合であれば、サッカーは1日に3,4試合組まれることも多いので、8人×4試合で延べ32人が出場しますが、野球は2試合程度ですから、×9人で延べ18人となります。

 

 

道具、用具

サッカーで必須なのは、個人としてはボール、スパイク、トレーニングシューズ(スパイクの底がゴムのやつ)、バッグ、すね当て、プラクティスシャツ・パンツ、ソックスでしょうか。他にもボールケースやシューズケースなどを持っている子が多いです。

チームとしては、ユニフォーム上下、インナー上下、ソックス、ジャージ上、ベンチコートあたりを同じもので揃えるのが多いでしょうか。ジャージやベンチコート、バッグはチームによって揃えるかどうか変わりますので、揃えない場合は個人での用意となります。

野球は、個人ではグローブ、ボール、バット、スパイク、トレーニングシューズ、ベルト、練習用ユニフォーム上下、アンダーシャツ、ソックス、ストッキング、+αでバットやスパイクのケースなどですかね。

チームとしては帽子、ユニホーム上下、ソックス、ストッキング、バッグ、ジャージ、ジャンパーあたりです。サッカーと同じく、ジャージなどはチームによっては揃えない場合もあると思います。

サッカーも野球も、ユニフォームなど身に着けるもの関係が多いですね。いっぺんに揃えるとなると、3万~5万オーバーの金が吹っ飛びます!また、スパイクなどの靴は、底にあるスタッドがすり減ったり、サイズアウトしたりしてすぐに買い替えが必要になります。

でもサッカーならボール、野球ならグローブは、いいものを買えば物持ちしますから、ここはケチらずになるべく品質のいいものを買ってあげたいところです。

道具や用具については、どちらもユニフォームなどの着るものを中心に色んな物を買う必要があります。これもチームによって必要となるものは違いますので、一様にどちらが大変とかは決めかねます。

 

 コスト

サッカーも野球も、少年団なのか、クラブチームなのかでかかる費用は変わってきます。少年団であれば、月謝は数千円で済みますが、コーチは父兄であったり卒業生の親などがボランティアで務めていますので、当番での会場への送迎や会場設営の手伝いなど、それなりの親の負担が発生することが多いようです。どのような当番があるかはそのチームによって様々なようです。

また、主にサッカーの場合、少年団の活動は週末がメインであるため、上手くなりたい子は、平日はサッカースクール(少年団とは別です)に通う子も多いようです。スクールは週1回で5,000円前後、2回で7,000円とかの料金設定でしょうか。

クラブチームに関しては、会場設営などの親の負担は多くはないですが、会場までの送迎に関しては、バスを持っているチームであればそのバスを利用できますが、そうでないチームの場合は送迎の負担はあります。

そして月謝はそれなりにかかります。調べてみると、年会費や入会金が5,000円から10,000円、月謝も5,000円から10,000円程度が多いでしょうか。

月謝に関してはサッカーと野球でさほど差はないかもしれません。これもチームによりますね。

 

洗濯

洗濯物は、圧倒的に野球のほうが大変です。基本的にグラウンドは土ですし、スライディングは当たり前のようにしますので、すねのあたりやお尻のあたりは毎回泥だらけです。しかも練習着はたいてい白ですし厚手ですから、汚れが目立ち、洗うもの大変で洗濯機だけでは白くならないはずです。

対してサッカーは、天然芝や人工芝で試合をすることも多く、土のグラウンドではあまりスライディングはしないと思うので(怪我しますから)、まとまった泥がつくことはあまりないと思います。砂埃はユニフォームにかなりつきますが、洗濯機でたいてい落ちます。練習着もいろんな色がありますので、濃い色であれば汚れが残っていてもさほど気になりません。

洗濯に関しては、野球の方が大変だと思います。

 

自主練

野球に関しては、打撃であれば、バッティングセンターに行くのが実践に近い自主練だと思いますが、そもそも近くにバッティングセンターがないご家庭も多いでしょうし、なにより金がかかります。自宅にネットを張って、ティーバッティングという練習をする方法もありますが、庭がないと不可能です。そうなると、素振りしかなくなります。イチロー選手は毎日バッティングセンターに通っていたそうですし、松井秀樹選手は自宅の畳に穴が開くほど素振りをしていたそうです。

サッカーは、ちょっとしたスペースとボールがあれば、ドリブルの練習はいくらでもできます。シュートはゴールネットや壁がないと難しいですが、シュートまでもっていくためのドリブル練習なら可能です。

自主練は、自分でできる範囲の広さと種類でみると、サッカーの方ができることは多いですね。

やるかやなないかは個人差が出ますけどね。

 

平日の生活

土日であれば、サッカーも野球もチームの練習や試合などでまる一日かかったり、半日のみであったりするため、活動にかかる時間に差はないと思います。

平日については、サッカーであれば、フットサルコートなどの照明が整っている場所も増えていることから、週1~5日間、サッカースクールやチーム活動があることも多く、活動がある日の子どものスケジュールは大変忙しいです。

野球については、サッカーほど平日に活動しているスクールやチームは少ないのではないかと思います。少なくとも私が住んでいる地域では僅かです。そのため、平日に子どもたちが、他の遊びや習い事ができる機会が多くなるのではないでしょうか。

平日に関しては、環境による影響が大きいですが、野球のほうが自由になる時間は増えそうです。このため宿題などをやる時間も取りやすいでしょう。

 

親の負担(経済面以外)

サッカーも野球も、少年団に入るのであれば、親の手伝いが多くなるので、それ相応の覚悟が必要だと思います。その負担の度合いにさほど違いはないでしょうし、チームにもよります。

クラブチームに関しても、チームによって状況が変わるので一概に言えないですが、サッカーと野球とでの違いはあまりないのかなと思います。どちらでも、遠征の時にバスが出るのと出ないのとでは、親の送迎の負担はかなり違いますね。

 

ルール

サッカーはシンプルです。覚えておくべきルールは、スローインオフサイドぐらいでしょう。オフサイドなんかは、一番ゴールに近い人にパスがでたら、審判の笛が鳴るか鳴らないかで判断したらいいんです。鳴ったら「あ~、オフサイかぁ・・・」とか言ってればそれっぽいですし。

野球は決して難しくはないですが、細かいルールが多いです。タッチプレーや犠牲フライなど、丁寧に説明すればわかりますが、一見では意味不明です。いつのまにかチェンジになっていたり、点が入ってたりします。

ルールはサッカーの方がわかりやすいしシンプルですね。

 

試合観戦

サッカーについては、河川敷などのグラウンドで、堤防の上から試合が見れる場所は最高です。全体が見えるのでチャンス時やピンチ時がはっきりわかります。しかしピッチ脇などからの平面となると、目の前に子どもたちとボールが行ったり来たりする様を追いかけるだけになってしまい、試合の流れや我が子のプレーがよく見えません。

野球は平面での観戦が多いでしょうが、ピッチャーの投げるボールとバッターが打ったボールの行方を追っていれば、ヒットだとかアウトだとかは一目瞭然です。チャンスの時は塁にランナーがいるかどうかだけ見ればいいので簡単です。

観戦は野球の方がシンプルで分かりやすいですね。

 

我が子の活躍具合

サッカーは展開が目まぐるしく変わりますし、チャンスとピンチが隣り合わせなので、どの場面で我が子が活躍しているかはわかりづらいかもしれません。

ゴールを決めればイコール活躍してますからいいのですが、ディフェンダーなどは評価が難しいですね。

その点野球はヒット打てば御の字ですし、守備でもエラーせずにアウトを取れれば活躍しているといえるため、わかりやすいです。

この辺が、日本がサッカー後進国たるゆえんかもしれませんね。サッカーを見る目がない。というところです。私も含めてですが・・・

野球の方がニュース番組でも取り上げられることが多いのは、こういった、活躍する様子が非常にわかりやすい点にあるのかもしれません。

 

将来性(給料)

将来、もし我が子がプロのサッカーや野球選手になり、第一線で活躍したとして、年俸はどうなるか。いわずもがなですが、野球に軍配が上がります。Jリーグの選手の超一流と言われる選手でも、日本人なら年俸1億円いけばかなり上位に入るでしょう。(イニエスタとかトーレスは別ですよ。)

対してプロ野球選手となると、トップオブトップは5億円や6億円です。1億円程度となると、トップ100ぐらいでもいっちゃいます。

おそるべし、プロ野球。めちゃくちゃ夢がありますね。

 

最後に

いや~、ものすごく長くなりました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

私、最初は野球と比べてサッカーの方が魅力的ですよ!という結論にしようとして書き始めたんです。いざ実際に書いてみると、「やっぱ野球ってすげーな、人気があるのも分かるわ~(特に給料!!)」みたいな感情になってしまっています。

野球って、攻守やピンチ・チャンスがはっきり分かれてますし、見てる人からすると安心できるんでしょうね。それに比べてサッカーは攻守が目まぐるしく変わりますし、複数人が連動して動くことによってチャンスを作る様なんて、素人目にはわけわからないですよ。

 

でもしかし、子どもにやってもらいたいのはサッカーである気持ちに変わりはありません。

 次回は、続きとまではいきませんが、番外編的な感じで、サッカーの魅力について、野球と比べながらちょっと語ろうと思います。

 

ここまでで4,200文字です。推敲なんてしてられませんので誤字・脱字はご勘弁を!

 

ではまた明日!