共働き夫婦vs少年サッカー

共働き夫婦による、小学生(5年生)のサッカー生活との格闘の日々を綴ったブログです。

【サッカーポジション】センターバックがオススメ!!

こんにちは、ジョーンです。

第40回 祝!40回です。これを記念して、これから複数回に分けて、色んなタイプのいるサッカー少年たちには、どのポジションがオススメなのかを書いてみたいと思います。

 かなり私見が入りますし、私が好きな鹿島アントラーズの選手を引き合いに出して書いていきますので、参考程度にご覧ください。

また、現役でコーチをやっている方々へのお話ではなく、あくまでサッカーをよく分からないお母様方に向けるつもりで書いていきますのでご容赦ください。

あ、それとシステムは少年サッカーでよく見かける3-3-1とします。

f:id:seed3:20190515224320j:plain

 ディフェンスといえば、「門番」的なイメージがありますので、雷門の写真を選びました。

 

センターバック(CB)はつらい?

センターバックは3-3-1のうち最初の3の中央のポジションです。基本的にはディフェンスラインの中央、キーパーの前方に位置します。

アントラーズセンターバックと言えば、歴代を見ても日本代表にまで選ばれることの多いポジションです。

秋田豊中田浩二岩政大樹昌子源植田直通など、アントラーズのCBで中心となった選手は、ことごとく日本代表に選ばれています。いいCBがいると試合が締まりますし、相手の外国人フォワードに何度も競り勝って何もさせない様は、見ていても失点する気がしなくなります。

CBは正に守備の要です。CBが相手の攻撃陣にいいようにやられてしまうと、当然失点は増えますし、負ける確率が高くなってしまいます。

少年サッカーにおいて、よくセンターラインに上手な選手を置くと言いますが、そのセンターラインの中で最も重要なポジションって、CBなのではないかと私は考えています。

なぜなら、上記のように守備の要ですし、試合中ボールに触る回数や相手と対峙する回数が多いからです。

相手チームとの力の差があって、ほとんど攻撃しているような試合ですと、守備の場面が極端に減って少し物足りない感じになってしまいますが、拮抗した試合や相手有利な試合では、ものすごくその重要性がアップします。

そういった試合では、ひとつのミスで失点に繋がってしまう可能性が高くなるため、CBには高い集中力が必要となります。

少年サッカーって、精神的に未熟な小学生がやりますから、互角の試合で失点してしまうと、みんなガックリしちゃうんですよね。そして続けざまに失点してしまうシーンなんかよく見られます。そうするともう試合の勝敗が決定づけられてしまうことも多いのではないかと思います。

攻撃の選手なんかは、決定的なシュートを外しても、比較的ケロッとして次のチャンスを待っていたりしますが、CBの選手が、例えば空振りなんかしてしまうミスをして相手に点を入れられてしまったときなんかは、責任感を感じて泣いてしまう子もいるぐらいです。

見ている親としても、たまらない気持ちになると思います。我が子のミスで負けてしまったという気持ちになり、CBの選手のお母さんが他の親御さんたちに謝っている姿を見たこともあります。

謝る必要なんてひとつもないんですけどね。チームで負けたってだけのことですから。でもそのくらいCBのポジションの子は、親も含めてプレッシャーを感じているのだと思いました。

 

CBをおススメする理由

こうして書いていると、CBに対しすごくネガティブなイメージを持つかもしれませんが、私は全くそうは思っていません。

むしろ、そういう責任感を感じることや長い時間集中力を保つことを要求されるということは、逆にそういった力が子どもに身につくということの裏返しだと思うからです。

また、CBはボールに触れる機会が多く、攻撃につながっていくパスの始発点ですから、技術力も試合中どんどん上がると思います。追いかけてくる相手FWをうまくいなしながらサイドや中盤の選手にパスをするということは、周りを見ることやタイミングを計ること、パスの正確性やボールをキープする能力を求められます。

求められるということは、その部分が伸びることを意味していると思います。

自分の子どもが成長するということを考えれば、CBっていうポジションもなかなか捨てがたいポジションだと思いませんか?

子どもたちは基本的に点をとることが好きだと思いますし、点を取ったヤツがスターのように扱われるので、前線のポジションをやりたがったり、親としてもそういうポジションで試合に出てほしいと思う気持ちはよくわかります。

ですが、一見渋い見方かもしれませんが、CBから攻撃が始まっているということを考えると、点を取るだけの選手よりもむしろCBにこそ攻撃の意識が必要なのではないかと思いますし、守備の部分で相手を完封したとなれば、これはCBの手柄ですよ。

私のようなサッカー素人でさえ、CBの子たちの働きぶりを見ているのですから、コーチたちがそれを見過ごしているはずはありません。

もし我が子がCBを任されたときは、責任感や守備の強さ、パスやキープの能力を買われているのだと思って喜ぶべきですし、素直に子どものことを応援してもらいたいと思います!!

 

なお、ジョン也は、トレーニングマッチを含めれば3-3-1であれば全てのポジションをやらせてもらったと思います。

CBについては、正直、イマイチでしたね・・・

脚だけ出して見事に抜かれて失点に絡むわ、相手のフォーワードにパスをプレゼントしては自分でまた奪い返すという自作自演を演じるわ・・・

周りの見える、頭のいい子でこそ、CBはこなせるんだと思いました。

 

 

妻)CBやってる子のお母さんの話だと、公式戦とか、拮抗した試合なんかでは、試合見てられないって言ってたわ。点とられちゃいけないと思うと心臓がバクバクで。

あ、でも肝心のその子どもは、点とられてもケロッとしてるって言ってたけどね(笑)

 

・・・あの子は確かに心臓強そうだね。きっとCBでずっと試合に出てましたから、強くなったんだと思います。

 

 

ではまた明日!